モードとファッションの流行WEB: NEW YORK

08年秋を先取り。DKNYとバーバリー



バーバリー プローサム

 クリエイティブ・ディレクターのクリストファー・ベイリー(Christopher Bailey)は、トラディッショナルな感覚と、継承されるブランドの遺産をミックスした今回のプレフォールコレクションについて、「今シーズンは、より幅広く、エレガントな進化を遂げたかった」と語る。

 いつも欠かせないアイテムであるトレンチは、紫、赤、グレー、黒、メタリックなどで展開。ベルトなどでウエストを締めたコートやドレスは、長くほっそりとしたシルエットを生む。一方で、紫のドレスと合わせたベルト付きのウールPコートや、テイラードスーツに重ねたパーカーなどミックスの仕方もユニークだ。柔らかいシフォンのシャツには、エッジーな素材を使った構築的なジャケットを合わせた。パテントのシアリングは、クラシックに対するモダン・ラグジュアリーな解釈といえる。ベイリーは「モダンで、確かな英国らしさがあって、皮肉で気まぐれなムードだよ」コメント。

 レース、ベルベット、ウール、ツイード、綾織りタフタ、サテンのクレープ、フランネル、シャルムーズ、コットン、サテン、フェルト、ファーなどの様々な質感を持つ布地が、興味深いディティールを生み出した。

DKNY

 ダナ・キャラン(Donna Karan)が手掛けるDKNYは、逃避行中の都会人を描いた。クリーンで力のぬけた、気楽な晩夏スタイルだ。エスニック調のプリントや刺繍が、大胆なグラフィックが描かれた軽やかな素材にミックスされ、エキゾチックな味付けに。シルクジョーゼットのチュニックや、クロップド丈のジッパー付きタフタトップスは、なめらかなAラインのスカートやハイウエストのパンツに合わせる。深みのあるベリー色のパレットや、ひねりのきいた青緑が、移りゆく季節感じさせるようだ。

ディーゼル08/09年秋冬NYコレクション先行プレス


ディーゼルから、新たなコレクション「ディーゼル・ブラック・ゴールド(Diesel Black Gold)」が登場する。来年2月に開かれる08/09年秋冬ニューヨーク・コレクションで初披露される予定だ。

■プレタポルテの新たなコンセプト

 ディーゼルの創始者兼社長のレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)は、「我々は、ラグジュアリー市場にプレミアムデニムを紹介した先駆者だった。そして今、新たなプレタポルテのコンセプトを定義しようとしている。ディーゼルのスピリットと、個人の洗練されたスタイルをブレンドさせた、エクスクルーシブなコレクションに仕上がった」と語る。

 メンズ・レディース両ラインのデザインを手掛けた、クリエイティブ・ディレクター、ウィルバート・ダス(Wilbert Das)は「高いファッション性、洗練されたファブリック、思いもよらないディテール、特別な加工技術。その全ての要素が、ディーゼルの強い個性やカジュアル感覚と融合して完成したものだ」とコメントしている。

■黒地にゴールドのタグ

 新コレクションには、黒地にゴールドのタグが付く。価格は、ジャケットで220〜600ユーロ(約3万5500〜9万6800円)、Tシャツで50〜150ユーロ(約8000〜2万4200円)程度の予定。靴、バッグ、アクササリーなどは09年春から展開する。

 「ディーゼル・ブラック・ゴールド」は、メインコレクションや、「ディーゼル・デニム・ギャラリー(Diesel Denim Gallery)」同様に、世界の主要旗艦店や、百貨店、セレクトショップ、ウェブストアなどで販売される予定。

株式市場のウオール街がファッションの街に変貌する理由

 Wall-St-and-Nassau-St.jpg【ニューヨーク=長戸雅子】世界金融市場の中心、ニューヨークのウォール街が高級ブランド・住宅街として活況を呈している。米宝飾のティファニーがマンハッタン地区で2件目となる店舗を今月オープン、6月にはニューヨーク証券取引所(NYSE)の正面に皮革のエルメスが開店した。

なぜ最近になってそんな土地や空き店舗物件が?の謎をとく



1990年代からの金融機関の郊外への移転で空いたオフィスビルが高級マンションに改築されて富裕層が移住。周辺地域の人口がこの7年間で倍増したことなどが背景にある。

 マンハッタン南端部のウォール街周辺は初代ワシントン大統領の就任式が行われたフェデラル・ホールがあるなど歴史的地区で観光客も多い。

 地元の振興団体、ニューヨーク・ダウンタウン連合(ADN)によると、2000年には約2万3000人だった住民は2007年現在、約4万5000人とほぼ倍増。しかも住民の平均世帯年収は16万5000ドル(約1880万円)でニューヨーク市平均の4万5000ドル(約510万円)の3倍以上にのぼる。

 観光客に高給取りの金融関係者、富裕な住民が集まる同地区をブランド企業が見逃すはずはない。

 J・P・モルガン銀行本店から世界的建築家が設計した超高級マンションに改築されたビルの1階に入居したエルメスは、他の店舗より男性向け商品に力を入れ、ネクタイや時計などをより充実させた。

 トレードマークのオレンジ色の買い物バッグを持って出てきた証券マン、ラウルさん(40)は「これまで5番街やアッパーイーストまで行かなければ買えなかったものが、数ブロック歩くだけで手に入る。レストランもどんどんできているし、いまの環境はとても気に入っている」と街の変化を歓迎する。

テロ被害地域復興の一環としても



 ティファニーは今月10日にオープン。開店セレモニーで、ベス・オーウェン・キャナバン上級副社長は2001年の米中枢同時テロで同地区が受けた影響を念頭に「地域は復興過程にあり、私たちもその役割を果たしたい」とあいさつした。

 地元不動産業者によると、イタリアの高級紳士服ブリオーニなど複数のブランドが出店準備中だという。

ティファニー。ウォール街に開店



ティファニー(Tiffany&Co.)は10日、ニューヨークのウォール街(Wall Street)中心地に新店舗をオープンした。同日開かれたオープニングセレモニーには、マイケル・J・コワルスキー(Michael J. Kowalski)会長兼CEOらと共に“ティファニー・ブルー”のドレスを着たモデルたちがジュエリーを身に付け登場した。

 現在ウォール街やワールド・ファイナンシャル・センター(World Financial Center)周辺地域などを含むマンハッタン南端には、富裕層向けの住宅や高級ブランド店舗が急速に増加している。

マックス・アズリア 2008春夏コレクション



ニューヨーク市内で発表されたマックス・アズリア(Max Azria)の08年春夏コレクション。
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