モードとファッションの流行WEB: PARIS

レペット:バレエ用品店が世界のファッションに成長した物語



ヒールの高い靴が幅をきかせるファッション業界で、ここ数年かかとのごく低いタウン用バレエシューズが脚光を浴びている。『デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)』のエヴァ・ロンゴリア(Eva Longoria)や、映画監督のソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)、ケイト・モス(Kate Moss)などの著名人がこぞってレペット(Repetto)のバレエシューズをはいているのだ。

■バレエシューズの誕生のきっかけは「ローラン・プティ」

 バレエ用品メーカーのレペットは今年で創設60周年。創立のきっかけは、バレエ界のスターであったローラン・プティ(Roland Petit)のために、彼の母ローズ・レペット(Rose Repetto)が作った一足のシューズだった。

 レペットがバレエシューズを開発して10年もたたないうちに、当時22歳のブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)が、映画『素直な悪女(And God Created Woman)』の中ではくバレエシューズに、かかとを付けて欲しいとレペットに依頼する。バルドーがはいた赤いバレエシューズはタウン用シューズとしてたちまち世界的な大ヒットとなった。

 その後30年間、経営は上り坂に。だが1980年代にローズ・レペットが他界すると、プティは会社を売却。経営は一気に下降線をたどった。

■凄腕経営者により赤字会社が急成長

 1999年、レペットの最高経営者Jean-Marc Gaucher氏は赤字に苦しむ家族経営のレペット社を買収。わずか数年間でファッション業界で最も注目される会社に成長させた。Gaucher氏は「我が社の基盤はダンス。買収したとき、それだけは変えないと決めていた」と語る。

 買収当初のシューズ制作数は1日100足ほどだったが、今では1日2000足、年間60万足の靴を制作している。毎月新しく店頭を飾るバレエシュースのバリエーションは、200種類にもおよぶ。パリ・オペラ座から目と鼻の先にある店頭には観光客が詰めかけ、バレリーナを夢見る女の子がトウシューズを試し、母親たちがチュチュを選ぶ姿がみられる。

■日本のデザイナーとも提携

 さらにGaucher氏は、国内でのレペット社のイメージを一新するため、イッセイミヤケ(Issey Miyake)やヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)などのデザイナーと積極的に提携。「われわれのような小さな会社にとっては、ビッグ・ネームと手を組み、日本や米国で最先端だということをアピールすることが一番だった」と話す。

 この戦略が功を奏し、2005年には100万足の販売を達成。流行の店で限定版の靴の販売を始め、2006年には業界50%のシェアを勝ち取っている。(c)AFP/Claire Rosemberg

ヴェロニク・ブランキーノ07/08年秋冬コレクション



創立10周年を迎えたヴェロニク・ブランキーノ(VERONIQUE BRANQUINHO)がベルギー・アントワープのモード・ミュージアム(ModeMuseum、MOMU)で回顧展『Moi, Veronique Branquinho, Toute Nue(ヴェロニク・ブランキーノ、ありのままの姿)』を開く。期間は08年3月12日から8月17日まで。

 美術館側は「デザイナーは、初の回顧展を通じ彼女の曖昧で示唆に富んだ世界―の内側を我々に見せてくれることだろう」と文書にてコメント。また、ブランキーノが描く女性について「イノセントでエロティック、遊び心に満ちているが厳格でミステリアスで、常に複雑だ」と表現している。

 ブランキーノと共にOscar van den Boogaard、Steven Van Watermeulen、Sven Grootenの3人から成るクリエイティブ・ユニット「Blitz collective」が共同でキュレーションを行った。

 ブランキーノはベルギー出身。1995年にアントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp Royal Academy)を卒業。1997年10月にフランス・パリで初のレディース・コレクションを発表。2003年からはメンズコレクションも展開している。 (c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

エルメスのホリディ・オーナメント


【12月27日 AFP】フランス・パリのフォブール・サントノレ通りにあるエルメス(HERMES)ブティックに、ホリデーシーズン用ウィンドウディスプレイが登場した。エルメスの装飾ディレクターを務めるレイラ・マンシャリ(Leila Menchari)が提案したのは、ボルネオ島の洞窟をイメージした夢溢れる世界だ。おとぎ話から飛び出てきたようなディスプレイが、家族連れなど通行人の目を楽しませた。

クリス・ヴァン・アッシュが語る08年春夏パリコレ

パリ市内で10月1日、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)が 08年春夏コレクションを発表した。レディースのみを独立した形で発表するのは、今回が初めてだ。
 
 クリスは、メキシコの画家フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)をはじめとしたラテンアメリカの女性から得たインスピレーションを、モダンで都会的なスタイルに落とし込んだ。メンズスーツのようなマスキュリンな要素と、女性らしい優しさを持ったラインを、巧みな配色とカッティングで融合させていく。楽園を思わせる鮮やかな赤や黄色や、髪に飾った花飾りが夏の日差しを思い出させる。コレクションに際し、クリス・ヴァン・アッシュが新作について語った。

インタヴュー動画 ニナ・リッチのオリヴィエ・ティスケンス

フランス・パリ市内で10月7日、ニナ・リッチ(NINA RICCI)が08年春夏コレクションを発表した。

 今回が2シーズン目となるオリヴィエ・ティスケンス(Olivier Theysken)は、モデルの髪の毛に飾った鳥の羽のように軽やかで、優美なスタイルを提案した。ショート丈のチュニックドレスには、風にふわりと揺れるジャケットやパーカー、カーディガンなどを合わせる。ジャケットの後ろにはスリットを入れ、動きを出す。イブニング用には、白のコルセットドレスなど、どこか儚い空気が漂う繊細なロングドレスが登場した。コレクションに際し、オリヴィエ・ティスケンスが新作について語った。
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