モードとファッションの流行WEB: 株式市場のウオール街がファッションの街に変貌する理由

株式市場のウオール街がファッションの街に変貌する理由

 Wall-St-and-Nassau-St.jpg【ニューヨーク=長戸雅子】世界金融市場の中心、ニューヨークのウォール街が高級ブランド・住宅街として活況を呈している。米宝飾のティファニーがマンハッタン地区で2件目となる店舗を今月オープン、6月にはニューヨーク証券取引所(NYSE)の正面に皮革のエルメスが開店した。

なぜ最近になってそんな土地や空き店舗物件が?の謎をとく



1990年代からの金融機関の郊外への移転で空いたオフィスビルが高級マンションに改築されて富裕層が移住。周辺地域の人口がこの7年間で倍増したことなどが背景にある。

 マンハッタン南端部のウォール街周辺は初代ワシントン大統領の就任式が行われたフェデラル・ホールがあるなど歴史的地区で観光客も多い。

 地元の振興団体、ニューヨーク・ダウンタウン連合(ADN)によると、2000年には約2万3000人だった住民は2007年現在、約4万5000人とほぼ倍増。しかも住民の平均世帯年収は16万5000ドル(約1880万円)でニューヨーク市平均の4万5000ドル(約510万円)の3倍以上にのぼる。

 観光客に高給取りの金融関係者、富裕な住民が集まる同地区をブランド企業が見逃すはずはない。

 J・P・モルガン銀行本店から世界的建築家が設計した超高級マンションに改築されたビルの1階に入居したエルメスは、他の店舗より男性向け商品に力を入れ、ネクタイや時計などをより充実させた。

 トレードマークのオレンジ色の買い物バッグを持って出てきた証券マン、ラウルさん(40)は「これまで5番街やアッパーイーストまで行かなければ買えなかったものが、数ブロック歩くだけで手に入る。レストランもどんどんできているし、いまの環境はとても気に入っている」と街の変化を歓迎する。

テロ被害地域復興の一環としても



 ティファニーは今月10日にオープン。開店セレモニーで、ベス・オーウェン・キャナバン上級副社長は2001年の米中枢同時テロで同地区が受けた影響を念頭に「地域は復興過程にあり、私たちもその役割を果たしたい」とあいさつした。

 地元不動産業者によると、イタリアの高級紳士服ブリオーニなど複数のブランドが出店準備中だという。
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